--/--/-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014/10/09 (木)

さいこうの日々

サーカスの明かりが真っ赤から、ヴィリジアンに替えられる日があった。

サーカスを築いた先代の好きな色だとも
赤の相対色、始まりと終わりを模したとも

団長に理由を聞くたび違う理由を話されるので、
幼心に諦めを感じたような気もするし、
実のところ始まりに意味は無かったのでないかと踏んでいる。

だいたいは気紛れなんだ。
サーカスの団長は、気紛れをそれらしく理由付ける。
それはもう、そんなことに誰よりも誰よりも長けていた。
猛獣使いよりも道化師よりも嘘が上手い、息をするよりお馴染みの。

それでも、団長の吐く嘘は夢に満ちて巧妙だった。
誰もが心地よく騙された。

またおいでね、ヴィリジアンは終わりを行く。
明かりを摘んで、ひとつ歩こう。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。