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2010/10/27 (水)

sweeets holiday


ねえ、アイス食べに行こう。








とある休日。
太陽は朝と昼のちょうど真ん中あたり。
珍しくすっかり支度を整えたメロルーシャと、
半分たたき起こされた形のラヴィエラ。

ブランチにほかほかのスープとパン
ハムにジャムにバター、そのままでも、何か塗っても。
野菜とミルクとデザートに兎のリンゴ
いつもよりゆっくりで、少し贅沢な朝ごはん。
生活リズムが違う二人が揃ってテーブルに付く、久しぶりのある朝。

やけにうきうきしたメロルーシャの提案と
アイス屋行きを快く了解したラヴィエラの、ある日曜日の会話。
(ほんとに会話ばっかりです、よ)



「ねえ、メロ。
最近はハロウィンが近いから、ハロウィンのフレーバー、たくさんあるじゃない。
【魔女の悪戯】とか、【パンプキンタルト】とか。
メロなら面白がって、絶対そっちを頼むと思ったわ。
なのに、いつも通りのショコラとバニラなのね。」


「……そういう君は、カラフルなふたつを頼んだなァ。
口の中ではじけるやつと、ハロウィンのカシス、だよね。」


「ええ、そうよ。だって、ハロウィンまでの期間限定なのよ。
おばけチョコレートも付けてくれるっていわれたら、もう、頼むしかないじゃない!」


「……え。俺ん時はそんなの言ってくれなかったんだけど。
チョコレート、付けてもらえたの。なにそれ、良いなぁ。」


「ふふふ、良いでしょ。ちなみにおばけチョコは、
ハロウィンフレーバーを頼まなきゃ付けてくれないらしいわ。
だからメロのときは言ってくれなかったのね。」


「……ふうん。ハロウィンフレーバーって、そんな特典付きなの。
ショコラでもバニラでも、付けてくれたって良いじゃねぇか。」


不満げにぶつぶつ呟く紫色を見て、クスクス笑う焦げ茶色。
こげ茶色はほんの少し考えてから、カラフルアイスのおばけチョコをひょいとつまみ上げ、
ショコラアイスに乗せてやった。
それから、ウィンクをひとつ。

「仕方ないわねえ。おばけチョコ、メロにあげるわ。」

「……え。おばけ、良いの。くれるの。ラヴィ。」

「ええ、良いわよ。私のはハロウィンフレーバーだから、充分にハロウィン気分を味わえるもの。
かわりに、メロのショコラかバニラ、ちょっとわけてちょうだいね?」


「うん、うん。良いよ、両方。良いよ。
俺のものは俺のもの、俺のものは君のもの。君のものも俺のもの。だね、ラヴィエラ。」


(……これは、喜んでるのよね、)

メロルーシャはおばけチョコを眺め、ふわふわ嬉しげに微笑んでいたかと思えば、
急にいつものように眉を寄せて仏頂面になり。
「君はそんなに優しいが、優しすぎるといつか悪者に利用されるぞ」
と訳の分からない事を言い始めたり、
お礼に俺のマフラー貸してあげる、と勝手にマフラー巻き始めたり。
どうやら相当浮かれているらしい。

ラヴィエラはおとなしくマフラーを巻かれながら
メロは悪者じゃないじゃないと笑ってショコラアイスをスプーンでひとすくい。

ハロウィンまで、もう少し。
(どうやら31っぽいアイス屋さんへ言ってきたようです。)

(勝手に色々ハロウィン仕様)
(途中からラヴィちゃんが白薔薇くっつけてないことに気がついたのですが、
 ごめんねごめんね薔薇ってなあに!)

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