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2011/12/10 (土)

ありがとうの練習。

(小さい頃)
「ねえ、メロルーシャ」

「……なァに、団長」

「君がさ、人にきちんと挨拶出来るっていうのは、とても素晴らしいことだと思うんだ。
 でもね、どうせなら「どうも」じゃなくて「ありがとう」って、言えるようになってみないかい」

「なんで」

「うーん、何でかって、詳しい起源は僕もよく知らないけどね。
 「どうも」より「ありがとう」の方が、言われた方も嬉しいからさ」

「ふうん。それで」

「いざというときの為に、ありがとうの練習をしようか、メリィ!」

「わけわかんねェし、めんどいし、いやだ。あと、なまえ」

「うちの娘はこういう時ほどやたらはっきり喋るなあ」

「…………」



「ありがとう、Nicholaus」

「……ありがと、Nicholaus」

「ありがとう、ごめんね、Sylvester」

「……ありがと、ごめんね、Sylvester」

「ありがとう、お疲れ様、Carmen」

「……ありがと、おつかれさま、Carmen」

「だいすき、Vartslaw」

「……だいすき、Varts……………は?」

「……残念。作戦失敗か」

「………Vartslawって、じぶんでしょ。
 だんちょう。作戦とか、大人なのに、あたま、平気?
 自分で言って、恥ずかしくない? ねえ、ねえ。あたま、大丈夫?」


「恥ずかしくなんてないに決まってるだろう!
 寧ろ作戦失敗で悔しい気持ちでいっぱいだよ!」

「……………」


(「ありがとう」を習得した日)
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